これまでの家づくりから、これからの家づくりを考えてみました。
すると、家というハコの在り方、家を作るということ、暮らし方について色々と見えてきました。

私たちLDKは、2001年に原宿キャットストリートで活動を開始してから、単なる「設計事務所」ではない、「プロデュース」の観点にこだわり続けてきました。
専門性とアカデミズムの観点からだけでは、「生活の実像」や「本来の豊かさ」は見えてこないと実感しているからです。
一方で、「プロデュース」は、いろんな専門分野の「間/あいだ」に何が生まれるか?を大切にする観点です。
たとえば、昔ならば、地元の建築屋さんは、立派にプロデュース機能を果たしていました。土地のこと。建築の作り方(設計)、建築の実務(施工)予算の組み立て、銀行との交渉、その他モロモロの家づくりに関わることを全部まとめて相談に乗っていたと思います。窓口ひとつで、生活のことのほとんどを解決してくれる人、それを「親方」と呼んで、信頼していたのです。「間/あいだ」に携わるいろんな人々のエネルギーが集まり、安心でよいものが安く供給されていたのです。
しかし現代においては、住民は、会社勤めのひとが多くなりました。地域のコミュニティーも今は希薄になりました。
家づくりに関しても、不動産業者、設計事務所、施工業者、銀行、はそれぞれ分業し、相互に連関することがありません。それぞれが自分のテリトリーの契約に奔走します。その結果、逆に分業の「間/あいだ」に見えないリスクが残ります。結局はこの見えないリスクは、建て主の負担になるのです。自分はリスクを持たず、リスクを他へ押し付け合うような「悪しき分業」。これが現在の家づくりの環境です。これでは人のエネルギーを結集した「いい家」にはなりません。
LDKは、家づくりのコンセプトづくりを最重要視します。そしてそのコンセプトに従って、土地探し、銀行ローンのご提案、建築工法選択、建築設計、構造計算、確認申請、予算のコントロール、工務店選択、登記などの引き渡し業務、家具やカーテンのコーディネートまで、一貫して窓口ひとつで行う「プロデュース」会社を目指して、研鑽と実績を積み重ねてきました。
その結実として、お客さまには、関わる人たちのエネルギーが結集した、「エネルギーのオーラ」を感じる家づくりを、ご提供できると自負しております。